桜井地区の有志の議員で行っている市政報告会が、本日開催されました。
今回は初めて、小グループに分かれてグループごとの討論を行いました。
全体でのご意見やご質問とは違い、まさに「今言いたいこと」が思い思いに語られたと思います。そういう意味では、おおむね好評な取り組みでした。
しかしながら、今回は6月議会ということで報告事項は少なかったにもかかわらず大幅に時間超過してしまったこともあり、毎回同じように取り組むかどうかは、議論の余地があるのではないでしょうか。
また、議会全体で市政報告会を行なおうという議論が進んでいる中で、あまりに先進的な取り組みを行ないすぎることによる全体への影響ということも考えなくてはなりません。
わたしとしては、市民のみなさんが意見表明をする場という意味では意義のある取り組みだし、また参加されたみなさんからも好評ではありますが、今後どのように取り組むかは改めて議論が必要だと考えます。
今回は、私の考え方というところでは、請願の取り扱い、またどういう意図で今回の一般質問を組み立てたかということでお話をいたしました。
請願については、これまでも何度か取り上げているように、原発問題では一貫して不備を追求し、原発に頼らないエネルギー政策を提案している立場ですので、今回は省きます。
一般質問については、少子化問題と、経済・雇用問題は切っても切り離せないという観点を持っています。
具体的に言うと、ご承知のように若者の3分の1が非正規雇用になっており、また新卒で正規社員となっても、転職した際に正規となる確率は非常に低いということなどから、今若者の仕事不安・雇用不安から、収入の低下が全体として起こっていること、これにより結婚できず、また子供を作ることもできない率が高まっており、また子供ができても共働きの率も上がっているということで、市として地域経済の活性化並びに若者の仕事・雇用創出と、保育所・学童保育の整備を進めるべきという観点で質問したことをお話しいたしました。
本日もたくさんの貴重なご意見等をいただきました。改めて今後の活動にいかせるよう頑張りたいと思います。