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自衛隊の行軍訓練に抗議

2013.03.27 18:34:38

本日自衛隊が、大宮駐屯地から越谷市を抜けて、吉川市までの行軍訓練を強行しました。
白昼に市街地を、迷彩服での行軍です。
一応名目は、大規模災害時のための徒歩訓練ということですが、災害救助が目的ならば銃を持てばそのまま戦場に出ることができる格好での行軍はおかしいのではないでしょうか。
この軍事訓練行動に対して、抗議の意思表示を行なってきました。

もちろん東日本大震災をはじめとして災害救助・復旧に大きな力をはたしておりますが、自衛隊の目的の第一は、紛争を武力で解決することにあると明記されているわけです。災害救助が最大の仕事であるなら軍備は不必要で、災害派遣に特化した訓練と装備に改めれば、巨額の軍事費もいらなくなります。
また昼間市街地を通るのでは、市民に対して無用な不安を与えることになりかねません。
何よりも平和でなければ命も暮らしも仕事も守れず、武器で平和が作れないことも誰もが知っていることです。
冷戦時代に世界中を覆っていた軍事同盟は今や解体されたり形骸化したりと減り続け、現在の世界で実質的に機能していると言えるのは、NATO、米日、米韓、米豪の4つだけと言われております。これに対して紛争を戦争ではなく話し合いで理性的に解決することを目的にした、非軍事の平和的安全保障の枠組みは、南アメリカや東南アジア諸国を中心に、先述の軍事同盟に加わっている人口をはるかに凌駕しています。
時代遅れの軍事同盟にしがみついて軍事費を増やすことより、被災者に寄り添った復興や、国民の生活そのものを底支えして自殺者を減らす、或いは子どもたちがもっとのびのびと遊んだり勉強したりできる体制づくりや子育てしやすい環境づくりにこそ、知恵もお金も手間暇もかけていくべきではないでしょうか。

白昼の行軍訓練強行に、強く抗議します。

テーマ:その他、政策等/ コメント(0)/

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