一般質問の3件目は、子育て環境の充実ということで、保育所と学童保育の待機児童解消について取り上げました。
まず保育所についてです。
ご存知だと思いますが、横浜方式ということで、これまで待機だった子供たちを数え方を変えて待機児童ゼロにするということ。あるいは詰め込みを増やしたり、企業参入で質や安定性が確保できない状況になっていることが指摘されております。
越谷市の考え方を質したところ、単にゼロにするということだけでなく、最低限現在の質の水準は維持していくということが明言されました。
25年4月では、計算上の待機児は35人で24年4月より2人増ですが、「認可保育所に申し込んだが入れなかった子供の人数」(←実質的にはこれが待機の人数と考えるべき)は、529人で10人増となっています。定員の総合計では259人増えているにもかかわらず、ニーズの増加に追い付いていないというのが現状です。市は家庭保育室の補助基準も面積的には認可と同じということで利用を進めているなどといいますが、園庭もなく、子どものためを考えれば、認可保育所を増やすことこそ急務です。
老朽化なども踏まえて順次建て替えの計画はありますが、増設については非常に消極的であり、引き続き対応を求めていきたいと思います。
また保育士の確保や待遇改善も取り上げました。それぞれの保育士さんは大変頑張って子どもたちのために働いていただいており、その苦労に報いるためにも労働条件の改善を要望しています。
学童保育については、この間の整備状況で待機がある程度改善されてきています。
小地谷ついても今後の整備計画の中で、できる限り前倒しで対応することを求めました。また定員的に一定の対応が進む中で、改めてこちらも質の確保ということで、校舎内の空き教室を利用している例や老朽化への対応を求め、保育環境の質の向上についての見解を質しました。
さらに指導員の待遇改善についても要望しました。
現在学童保育室入所は3年生までとなっていますが、量的な整備が進めばこの先学年の引き上げについても検討を進めることも視野に入れる必要があると考えています。
無題
すがー 2013/06/14(Fri)12:41:30 編集