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胃がん検診しながら考えたこと

2011.12.14 09:53:18

議会の合間を縫って、昨日胃がん検診を受診しました。
バリウムを飲んだわけですが、昨今の報道の中でも日本人はレントゲンを多用することが指摘され、そのことによる被ばく量が他国より高いという中身がありました。福島原発事故とそれに伴う放射能汚染問題については、私も今議会でも取り上げており全国的に関心が高いわけですが、前述の報道を知りながらバリウム検査をするというのも我ながら自己矛盾だろうかと思いながら、グルグルと動く台の上でひっくり返ったりしてきました。
影響0がより望ましいことは言うまでもありません。その中で医学用の用途は悪影響よりもそのことによる診断のメリットが大きいと考えられて使われているわけですが、原発は、原発なしでも必要な電力を生み出す力はあり、決して原発のコストは安くないことと、万が一の時の悪影響が大きすぎること、そして今後の技術推進が進めば温暖化ガスの面でも解決の見込みが大きいことからも、撤退・廃炉を明確にするべきだと考えています。もちろん核兵器は論外です。
一方では情報があふれかえっているようで、他方では本当に必要な情報は明らかにされていない傾向が感じられるもどかしさもあり、情報の取捨選択と同時にその情報をいかに判断するか、違う情報はないのか、同じ情報でも違う解釈の仕方はないのか、本来マスコミが果たすべきそういった役割も不十分と感じられる現在の日本の中では、他人の意見に耳を傾けることも含めてそう言ったことへの努力がより重要になっていることを、改めて認識しています。

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