今日の代表質問でのTPPに関するやり取りから一つだけ。
志位委員長のこの質問への野田総理の回答(要旨)
「いま日本の食料自給率は約40%、民主党は50%に引き上げると言っている、農水省の試算ではTPP参加すると13%に減少する、TPP参加と50%達成をどう両立させるのか、国民に分かるように答えてほしい」
「食料自給率の引き上げとTPP参加は別個の問題で両立させる必要があると考えている」
何を言いたいかというと、まともに答えることができない、完全に自己矛盾に陥っているのに、それでも強行する理由は何か。
よく考える必要があるわけですが、野田首相自身が「APECまでにオバマ大統領に手土産を用意する」と明言しているわけで、このことだけでもアメリカのご機嫌伺いしか考えていないことがわかると同時に、最初からオバマ大統領が喜ぶ=アメリカ有利で日本不利と分かったうえで強行しようとしているということもわかります。
このことだけでも、私はTPP参加絶対反対です。
無題
通りすがりのもの 2011/11/02(Wed)09:24:23 編集