昨日20日、以前から何度かこのブログでも書いていた消費税増税問題の懇談会が、開催されました。
全体で45人が参加してくれました。
まずわたしから、市政報告と情勢報告を兼ねて、3月議会で市内の8団体から共同で提出された消費税増税反対の請願について各会派の対応を報告しました。
世論調査でも6割の人が現時点での消費税増税に反対をしている、この中には将来的には消費税増税が必要だと考えていても今はダメだという人も含んでいるわけですが、そういった市民の声、実際には自分たちの暮らしも大変になるけど、「国の財政が大変だから仕方がない」と思わされている消極的賛成の人も数多くいる中で、実態として増税されたら暮らしていけないという市民の声が多数あることを議会として受け止めていない現状を指摘しました。
続いて、来たるべき総選挙で北関東ブロック予定候補の梅村さえこさんから、消費税増税がわたしたちのくらしにどんな悪影響を与えるのか、なぜ消費税増税に反対するのか、そもそも消費税という税の在り方の根本的な問題も交えながら、日本共産党が具体的に提案している「消費税を増税せずに財政再建、社会保障拡充の道を進む」ことができる中身について、話してもらいました。
その後参加者の中で自由に感想や意見を出し合う中で、「現在の税率でも消費税によって営業が圧迫されている、増税したら仕事を続けられない」という切実な声や、「そもそも税制の在り方をどう考えるのか、源泉徴収というやり方で税金の痛みがマヒしてしまっている罪悪」という鋭い指摘なども出されました。
税金について自分たちでもよく考えながら、消費税増税されても財政再建どころかますます景気悪化で私たち庶民の負担ばかり増えることになる実態がよくわかった、中身の濃い懇談会となりました。